九星について

九星 きゅうせい

気学で用いる9つの星。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星がある。生年月日から本命星・月命星などを導き、傾斜・十干・十二支も重ねて性質や傾向を見ていく。ひとつの星だけで人物を決めるものではない。

本命星 ほんめいせい

生まれた年から導く基本の九星。気学の年は元日ではなく立春を境に切り替わるため、1月から立春前に生まれた人は前年の年として計算する。人物の性質は本命星だけで決めず、月命星・傾斜・十干・十二支などと重ねて見る。

月命星 つきめいせい

生まれた月から導く九星。暦月の1日ではなく、各月の節入りを境に切り替わる。本命星と組み合わせ、性質や物事の進め方を読む手がかりとする。

※流派によって解釈が異なります
傾斜 けいしゃ

月命星を中宮に置いた月盤を土台に、本命星が回座する宮を「傾斜宮」と呼ぶ。先天的な性質や考え方の傾向を見る手がかりとなる。本命星と月命星が同じ場合の特殊傾斜は、流派によって扱いが異なる。

方位盤・宮について

方位盤 ほういばん

気学で使う9マスのマス目。中心と八方位を組み合わせた盤で、9つの宮(エリア)に分かれている。毎年・毎月、各星がこの盤のどこかに位置する。

きゅう

方位盤を構成する9つのエリア。坎・坤・震・巽・中・乾・兌・艮・離の9宮があり、それぞれに象意(象徴する意味)がある。宮が持つ象意と、本命星がその宮に回座した時の運の段階は、同じものではない。この記事では必要に応じて両者を分けて示す。

坎宮 かんきゅう

主な象意は水、悩み、苦労、病気、秘密、交際など。運の消長では「困難宮」と呼び、物事が滞りやすく、無理を避けて慎重に過ごす局面として読む。

坤宮 こんきゅう

主な象意は大地、母、労働、生活、土台、支えることなど。運の消長では、再出発に向けて忍耐しながら整える「準備宮」として読む。ただし二黒・五黄・八白の本命星では「警戒宮」とする。

震宮 しんきゅう

主な象意は雷、音、発声、若さ、発展、新しい動きなど。運の消長では「開運宮」と呼び、準備してきたことを動かし始める局面として読む。

巽宮 そんきゅう

主な象意は風、信用、縁、情報、交渉、遠方、広がりなど。運の消長では「福運宮」と呼び、震宮で始めたことが信用や成果へつながる局面として読む。

中宮 ちゅうきゅう

方位盤の中央。運の消長では「静観宮」と呼び、経過を振り返り、前途を確かめてから次に進む局面として読む。傾斜法では中宮に本来の象意を置かず、特殊傾斜として扱う流派がある。

乾宮 けんきゅう

主な象意は天、父、目上、権威、指導力、責任など。運の消長では「強運宮」と呼び、静観宮で準備した計画を、分限をわきまえて実行する局面として読む。

兌宮 だきゅう

主な象意は沢、喜び、口、飲食、金銭、娯楽など。運の消長では「喜楽宮」と呼び、下準備の答えが表れ、前進・後退・静観の見通しを確かめる局面として読む。

艮宮 ごんきゅう

主な象意は山、停止、変化、切り替わり、境界、相続、住居など。運の消長では「変化宮」と呼び、状況の変化に注意し、拡張や新しい試みを慎重に判断する局面として読む。

離宮 りきゅう

主な象意は火、太陽、知性、名誉、文書、離別、明るみに出ることなど。運の消長では「頂上宮」と呼び、物事が頂点に達する一方、慎重さも求められる局面として読む。

年盤・月盤・日盤について

年盤 ねんばん

その年全体の大きな流れを読む盤。毎年立春(2月4日頃)に切り替わる。

月盤 つきばん

月ごとの動きを読む盤。毎月節入り(月の始まり)に切り替わる。年盤と月盤を重ねて読むことで、より細かい考察ができる。

日盤 にちばん

1日ごとの動きを読む盤。当サイトでは、共有教材の流派に従って23時を日の境目とする。年盤・月盤と重ね、日単位の動きや出来事との照合に用いる。日の境目や時刻の補正は、流派や出生地の扱いによって異なる場合がある。

作用・影響について

同会 どうかい

二つの盤を重ね、上側の盤にある本命星の回座宮から、土台側の盤の同じ宮にある九星との関係を見ること。月運では、月盤で本命星がいる宮を確認し、その宮に年盤で回座する九星を「○白同会」と呼ぶ。教材では、主に自分が働きかける過程として読む。

被同会 ひどうかい

土台側の盤にある本命星の回座宮へ、上側の盤のどの九星が重なるかを見ること。月運では、年盤で本命星がいる宮に、月盤のどの九星が回座するかを見て「○白被同会」と呼ぶ。教材では、主に外から受ける影響や結果として読む。

歳破 さいは

年の十二支と反対側の方位に付く凶殺。方位では、その方位への移動を避ける判断に用いる。運勢では、歳破の付く宮に本命星が回座すると、破損や計画の崩れなどが表れやすいと読む。

月破 げっぱ

月の十二支と反対側の方位に付く凶殺。方位では、その月の移動方位を判断する際に用いる。運勢では、月破の付く宮に本命星が回座すると、物事の破れや対人関係の不安定さが表れやすいと読む。

日破 にっぱ

日の十二支と反対側の方位に付く凶殺。その日の移動方位を判断する際に用いる。年盤・月盤の凶殺と同じ方位に重なる場合は、複数の盤を合わせて慎重に判断する。

暗剣殺 あんけんさつ

五黄土星が回座する宮の反対側に付く凶殺。方位では、その方位への移動を避ける判断に用いる。運勢では、暗剣殺の付く宮に本命星が回座すると、外部からの突発的な問題や予期しにくい影響を受けやすいと読む。

五黄殺 ごおうさつ

五黄土星が回座する宮に付く凶殺。方位では、その方位への移動を避ける判断に用いる。運勢では、五黄殺の付く宮に本命星が回座すると、自らの判断や行動に起因する問題が表れやすいと読む。

象意 しょうい

各星・各宮が象徴する事柄のこと。たとえば離宮の象意は「火・太陽・注目・露出」など。気学の考察では、この象意をもとに出来事との関連を読み解く。

十干・干支について

十干 じっかん

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10要素。五行の木・火・土・金・水を陰陽に分けたもので、年・月・日に配当される。生まれた日の十干は「日干」と呼ぶ。「日命星」は生まれた日の九星であり、十干とは別の概念である。

※表は教材で扱う主な象意・性質の一例です。ひとつの十干だけで人物を判断するものではありません。
十干 読み 陰陽 五行 意味・象意
きのえ新芽・先駆け・リーダー気質・頑固
きのと柔軟・適応・しなやかな強さ・怠け者
ひのえ太陽・情熱・華やかさ・大雑把
ひのと灯火・繊細・内なる熱・博愛・聡明
つちのえ大地・安定・強情・忍耐力不足・せっかち
つちのと田畑・育む・人情深い・細やかな気配り・愚痴っぽい
かのえ鋼鉄・決断・改革・饒舌・薄情者・せっかち
かのと宝石・洗練・鋭い感性・偏屈・心配症
みずのえ大海・指導者・包容力・聡明・尊敬される・知性
みずのと雨露・浸透・活発・潔白・静かな影響力・時に短気
干支 えと/かんし

十干と十二支を組み合わせた60通りの周期。「甲子(きのえね)」から始まり「癸亥(みずのとい)」で一巡する。年・月・日などに配当され、性質や相性、方位・破の判断などに用いる。日命星そのものを指す言葉ではない。

十二支 じゅうにし

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12の要素。方位・時間・月・年を表す際に使われる。九星気学では方位との対応関係が重要で、歳破・月破・日破の判断にも使われる。

※表は教材で扱う主な象意・性質の一例です。ひとつの十二支だけで人物を判断するものではありません。
十二支 読み 方位 五行 象意
知恵・几帳面・冬・増やす・繁栄
うし北北東忍耐・蓄積・土台・気分屋・動じない
とら東北東前進・勇気・夜明け・豪快・指導者・勝気・人を責めない
柔軟・成長・春・迷う・温和・物静か・人望
たつ東南東変化・上昇・エネルギー・勇猛果敢・頑固・傲慢・短気・争う
南南東洞察・変容・知性・品位・博学・粘着質・我が強い・疑い深い・ずる賢い
うま情熱・活動・頂点・社交的・愛嬌がある・大雑把・気が変わりやすい
ひつじ南南西温和・調和・育み・優しい・礼儀正しい・綺麗好き・正直者・同情深い
さる西南西機転・行動力・秋・せっかち・浅はか・強者に弱い・金運がある・先見の明がある
とり西洗練・収穫・整理・品行方正・決断力がある・忍耐力不足・面倒見が良い
いぬ西北西誠実・守護・終盤
北北西知力・完結・冬の入り口

五行について

五行 ごぎょう

木・火・土・金・水の5要素と、その関係によって現象を捉える考え方。九星・十干・十二支も五行に対応し、相生・相剋・比和などの関係を読む土台となる。

相生 そうせい

ある五行が次の五行を生み、助ける関係。木が火を生み、火が土を生み、土が金を生み、金が水を生み、水が木を生むという向きで巡る。

相剋 そうこく

ある五行が別の五行を抑える関係。木は土を剋し、土は水を剋し、水は火を剋し、火は金を剋し、金は木を剋すという向きで巡る。

比和 ひわ

同じ五行同士の関係。同質・同類のため、親しみや共鳴が生じやすい関係として見る。

用語を理解したら次に読む

ご注意:九星気学の用語・解釈は流派によって異なる場合があります。当サイトの解説は気学経営研究所の考察に基づくものであり、特定の流派の見解を代表するものではありません。